パシリテーターBlog

高槻市議会議員 市来ハヤトが世の中の気になることを徒然なるままに綴ります。

【一般質問】より良い計画策定を!次期「スポーツ推進計画」の策定について一般質問しました。

f:id:iiihayato:20200325120343p:plain1日前倒しで3月議会定例会が終わりました。

 

今議会では、新型コロナウィルスへの対応として議場内でのマスク着用の励行や、行政側の負担を軽減するための議会の縮小や質問時間への配慮などが行われました。

 

新型コロナウィルスによる世界的な混乱が続いており、昨晩には2020年の東京オリンピックパラリンピックの開催延期も発表されました。

 

罹患された方々の回復をお祈りするとともに、1日でも早い終息を願ってやみません。

 

そのような背景から、党会派でも今議会の一般質問を私を含め2名とさせていただきました。

 

私の方からは、

濱田市政の令和二年度の施政方針大綱で示された施策のうち、

次期「スポーツ推進計画」の策定についてのテーマに絞り、

一般質問をさせていただきました。

 

まずは、

そもそも「スポーツ推進計画」ってなに?ということですが、

  (※詳細についてはこちらからご覧ください。) 

 

一部、高槻市のHPから抜粋しますが、

平成26年度から平成32年度を計画期間とし、本市のスポーツ推進にあたっての基本的な考え方や施策の方向性を明らかにするものです。

市民の誰もが、いつでも、どこでも、生涯にわたってスポーツに親しむことができる、健康で豊かな暮らしを目指しています。

今後、本推進計画を指針として、より一層、施策を推進していくこととします。

 

とあるように7年間の高槻市のスポーツ推進に関わる方向性が示されています。

ちなみに、スポーツだけでなく市政の各分野においてもそれぞれ基本方針が定められており、それぞれの計画ごとに期間も定められております。この基本計画に基づ市政運営をされています。

 

 

なぜ今回このテーマを取り上げたかというと、

まさに!

 

 

「更新時期」だからです。

 

 

次の7年間の高槻市のスポーツ推進の方向性を決める大事な更新時期だからです。

 

ちなみに、次期「高槻市スポーツ推進計画」の策定までの流れとしては、以下のようになる予定です。

 

今月中に市民意識調査アンケート(現在集計中)がまとまる。

令和2年度〜

高槻市スポーツ推進審議会が数回開催され、計画の素案が議論される。

12月頃〜

パブリックコメントを実施(前回は1件しかありませんでした)

令和3年3月議会に計画あがってくる。

 

 更新時期だということと、あともうひとつの理由は、

昨年の令和元年12月に国において閣議決定された「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、「スポーツ・健康まちづくり」という項目が新たに創設されたことです。

 

④スポーツ・健康まちづくり

「スポーツ・レガシー」をスポーツ・健康まちづくりにつなげるためには、スポ ーツを活用した経済・社会の活性化、スポーツを通じた健康増進・心身形成・病気 予防に向けた取組の推進、自然と身体を動かしてしまう「楽しいまち」への転換の3つの視点が考えられる。この3つの視点を軸にしつつ、アーバンスポーツなど新たな動きや民間スポーツ施設の公共的利用の可能性も視野に入れ、地域でのスポーツツーリズムの推進、集客力を有するスタジアム・アリーナなどの施設の有効活用 等を進めるとともに、誰もがスポーツに親しみ、健康増進が期待できるまちの実現等に向けた各地での取組の深化を図る。 

 

おもわず赤色で強調していしましたが、国の方針にアーバンスポーツという文字が書かれているではありませんか!! 

 

つまりは、(ちょっと言葉を足して解釈しますが、)

「今回のオリンピックから正式種目となったスケートボードやBMXといったアーバンスポーツなどの新たな動きも視野にいれ、誰もがスポーツに親しみ、健康増進が期待できるまちの実現等に向けた各地での取組の深化を図ってくださいよ〜」という国の方針が示されたわけです。

 

もちろん、どう取り組むかは各自治体ごとの判断にはなりますが、

高槻市では現在、スケートボードはもとより小さな子どもたちにも人気のブレイブボード等が滑走できるオフィシャルな公園がなく、道路や駅周辺の公共エリアで滑走している状況です。

 

通行の妨げや公共物の破損、騒音の問題が発生したりと、どこかアンダーグラウンドな印象を持たれがちですが、(残念ながら延期となりましたが)オリンピックの競技として注目されることで、より一層関心が高まることが予想されますので本市における対応にも期待をよせているところです。

 

ご存知かといますが、オリンピック正式種目となっただけでなく、スケボー世界選手権女子パーク大会で13歳の岡本碧優選手が優勝したりとスケボー界隈はものすごい盛り上がりをみせています。

www.sponichi.co.jp

 

そのようなことから、次期スポーツ推進計画の策定時には「国の動向や新たなスポーツニーズに対応できるようにしてください」といった想いを伝えるために質問と要望をお伝えさせていただきました。

 

 

<質問>

現在の高槻市スポーツ推進計画を策定するに至った背景と策定までの流れについて本市の取り組みを伺います。

 

<理事者答弁>

 スポーツ推進計画を策定するに至った背景につきましては、平成12年に策定した「高槻市スポーツ振興対策及び施設整備に関する基本方策」を基に、それまで生涯スポーツの振興を図ってきましたが、少子超高齢化や人口減少など、本市の取り巻く環境が変化してきたことに加え、国や大阪府に比べスポーツ実施率が低いことなどが、本市の取り組むべき課題となっておりました。

このような背景の中で、平成23年6月に制定された「スポーツ基本法」において、「スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利である」と新たに規定され、その後、平成24年3月に国が「スポーツ基本計画」を策定し、4月には大阪府が「大阪府スポーツ推進計画」を策定したところです。この状況を受けて、本市では、これまでの取組の成果を活かしつつ、これら課題に対応するため、「高槻市スポーツ推進計画」の策定に取り組むこととし、附属機関である「高槻市スポーツ推進審議会」にお諮りし、パブリックコメントを経て、平成26年3月に本計画を策定したものでございます。その後、今日まで、関係団体と協力しながら、市民スポーツの振興に取り組んでまいりました。

  

 <質問>

高槻市スポーツ推進計画の前期実施計画の総括では、スポーツ推進計画における目標値への進捗状況として、平成28年に実施した市民意識調査結果によると、大規模スポーツイベントの参加者数については順調に増加している一方で、成人の年1回以上のスポーツ実施率が平成25年の計画策定時の58.2%から43.1%に、成人の週1回以上のスポーツ実施率が29.2%から22.2%となっており、先ほどの答弁でもありましたが、国や大阪府と比べても低い数値となっており計画策定時より大きく落ち込む結果となっています。

そのようなことから、本市におけるスポーツ推進計画の後期実施計画では「市民がスポーツをはじめるきっかけ作り」を重点施策とするとありますが、これまでの取り組みの成果と課題について伺います。また、今後、行政各分野におけるスポーツの役割の整理と重きを置く施策の洗い出しが必要と考えますが市の見解を伺います。

 

 <理事者答弁>

これまでの主な取り組みといたしましては、ソフト面におきましては、市民へのアンケート結果を踏まえ、「スポーツを始めるきっかけ作り」に重点を置いて各事業を展開しており、スポーツ団体協議会と協力して実施している「合同スポーツ体験教室」では、毎年2,000人近くの小学生とその保護者に参加いただいています。

また、ハード面におきましては、総合体育館の冷房機器やテニスコートの夜間照明の設置など、既存の施設を有効に活用することで、スポーツの機会創出に取り組んでおり、市民からも高い評価をいただいているところです。

次に、スポーツ施策を進める上での課題としては、夏場の熱中症対策をはじめとした、利用者が年間を通じてスポーツができる環境づくりや、老朽化したスポーツ施設の維持管理に、多額の費用がかかることなどが挙げられます。これらの課題に対しましては、施設の改修に優先順位をつけた上で、計画的、かつ、費用の平準化を図りながら取り組んでおります。

 最後に、次期「高槻市スポーツ推進計画」での、行政各分野における、スポーツの役割の整理や、重点施策につきましては、「高槻市スポーツ推進審議会」に今後お諮りする実施計画の中で、お示ししていく予定でございます。

  

<要望>

 昨年、令和元年12月に国において閣議決定された「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、スポーツ・健康まちづくりという項目が新たに創設されました。

 2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリン ピック競技大会等を一過性のイベントとして終わらせず、各地域において「スポーツの持つ潜在的で多様な価値」を積極的に引き出して様々な社会課題の解決に取り組み、社会課題の解決を含む様々なスポーツ関連領域で活躍する優秀な人材の継続的な育成・輩出を目指すこと=つまりは、特色ある「スポーツ・レガシー」の構築を進めることが重要であり、これにより新たな地方創生の活路をひらくものとした国の方針が示されました。

 さらには、今回のオリンピックから正式種目となったスケートボード、いわゆるスケボーやBMXといったアーバンスポーツなどの新たな動きも視野に、誰もがスポーツに親しみ、健康増進が期待できるまちの実現等に向けた各地での取組の深化を図る、といった方針も示されており、スポーツの概念が大きく広がった印象を受けました。

 実際にアーバンスポーツへの関心の高まりは著しく、大東市にある深北緑地公園内にある波の広場スケートパークには連日小さな子どもから本格的なライダーまでたくさんの方が利用しており、週末には多すぎるぐらいの利用者で賑わっています。さらには最近テレビで取り上げられておりましたが80歳でスケボーに挑戦するおじいさんがいたりと、かなり特異な例かと思いますが、アーバンスポーツへの関心の高まりを実感せずにはいられません。

 高槻市では現在、スケートボードはもとより小さな子どもたちにも人気のブレイブボード等が滑走できるオフィシャルな公園がなく、道路や駅周辺の公共エリアで滑走している光景を目にします。通行の妨げや公共物の破損、騒音の問題が発生したりと、どこかアンダーグラウンドな印象を持たれがちのジャンルではありますが、今回新たに示された国の方針やオリンピックの競技として注目されることで、より一層関心が高まることが予想されますので本市における対応にも期待をよせているところです。

 一方で、eスポーツといった新たなジャンルにおけるスポーツの関心の高まりにも着目していく必要があると感じます。全国に野球場やサッカー場があるように、各地にeスポーツを楽しめる施設があることが重要となるかもしれません。eスポーツ施設は、それほど大きなスペースを必要としませんし、それでいて動員が見込めるのでスペースの効率的な活用になります。

 そういう意味でも、地方都市でも手をつけやすい施策ではないかと考えます。また、身体障害の有無を問わず、誰でも一緒に戦えることもメリットです。実際、車いすの方が大会に出場することも珍しくありません。eスポーツは、年齢・性別・言語・国籍など様々な壁を越えて楽しむことができます。現在、高校にeスポーツ部が増えていますが、eスポーツがきっかけで不登校だった生徒が学校に来るようになり、しかもチームのリーダーになったりと、複数の学校で、そうした事例も出てきています。

 国の動向や新たなニーズに対応するためにも、本市における次期スポーツ推進計画の策定時や、今後のスポーツ関連施策を展開するにあたり、スポーツが様々な行政課題を解決するためのツールであると捉え、関係部局との連携強化を積極的に進めるべきと考えます。また、スポーツに関わる取組みや活動は行政においてのみでなく企業、団体、学校など様々な主体が実施しています。次期スポーツ推進計画ではこれまでの課題に取り組む方策として、行政施策を主軸にしつつも、事業者や関係団体との協力体制の構築を推進し、官民学協働のもと、より効果的かつ効率的に、さらにはこれまでの常識にとらわれない、次期スポーツ推進計画にしていただくことを要望いたします。

 また、スポーツ施策を進める上での課題として財源に関する答弁がありましたが、新たな取り組みを実施するためにもやはり財源確保は重要です。厳しい財政状況に鑑み、国や大阪府に財政支援を求めるとともに、スポーツ振興くじ助成制度等の支援策も積極的に活用した財源確保に努めるとともに、事業実施にあたっては民間事業者の協力を募り、ノウハウやアイディアを積極的に活用し市の財政負担を軽減するよう努めていただくようお願いいたします。

 

 

 

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