パシリテーターBlog

生まれ育った高槻をもっと良くしたい!高槻市議会議員 市来ハヤトの議会報告ブログです。(きまぐれ更新)

高槻市の災害対策(河川・ブロック塀・ICT対策)について。【高槻市議会】【一般質問】

初めての一般質問の続きです。

2項目として「民間ブロック塀への対応」について質問いたしました。

こちらについては下記のブログにまとめています。

 

iiihayato.hatenablog.com

 

以下、当日の私の質問と理事者側の答弁を掲載しております。

 

 

 

<質問>1回目

2項目は、災害対策について、お伺いいたします。

 

災害対策の質問ついては、

 

「河川の安全対策」

「民間ブロック塀への対応」

「災害時のICT対策」

 

の3つのテーマにわけて、お伺いいたします。

 

1つ目は、「河川の安全対策について」お伺いします。

 高槻市域には、芥川、女瀬川、檜尾川等の大阪府が管理する河川が流れていますが、昨今の気候変動等により、市民の洪水等に関する不安は高まっています。そこで、それら河川の安全対策について、維持管理等の現状の取り組みについてお聞かせ下さい。

 

 

2つ目は、「民間ブロック塀へ対応について」お伺いします。

 これまで高槻市では子供たちの通学の安心安全のために学校を含めた公共施設のブロック塀の撤去を行ってこられました。平成31年度からはブロック塀等の撤去を促進する補助制度を拡充するなどさらなる改善を進めていることと認識しております。

 そこで、2点質問いたします。

 1点目は、通学路における民間のブロック塀等の倒壊の危険性や家屋(かおく)の倒壊、ならびに瓦の落下の危険箇所の把握状況についてお聞きかせください。

 2点目は、通学路における危険箇所への対応についてお聞きかせください。



3つ目は、「災害時のICT対策について」お伺いします。

 昨年の大阪北部地震の際に各避難所を回らせていただいた際、方面隊と本部の間での情報共有が上手くいっていないということを見聞きしました。

 そこで、有事の際の組織内での情報共有について、現状の課題をどのように認識しているのか、お聞かせください。また、昨年の災害時における課題を踏まえ、本年2月に高槻市全域での大防災訓練を実施されましたが、どういった内容だったのか、お聞かせください。

 

 

<答弁>

 1問目の、河川の安全対策についてのご質問に答弁いたします。

 芥川や女瀬川等の維持管理につきましては、河川管理者である大阪府が日常的なパトロールや毎年実施されている河川巡視点検において、河川の状況を的確に把握され、保全対策が必要な箇所については、浚渫や樹木の伐採などの適切な対応を実施されておられます。

今年度につきましては、近年、全国各地で激甚(げきじん)化する洪水等を踏まえ、「防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策」として、大阪府が、芥川等の浚渫を加速するとともに、引き続き、ブロック張り等の堤防補強工事を実施すると伺っております。

 今後におきましても、河川管理者である大阪府に対し、浚渫等の適切な維持管理の実施はもとより、河川整備計画に基づく河道(かどう)掘削等の抜本的な改修について、引き続き要望してまいります。

 

 2問目の、民間ブロック塀についてのご質問に答弁いたします。

 通学路における危険箇所についてですが、発災直後に、教職員を中心とした緊急点検を実施し、また昨年7月には、市PTA協議会が中心となり、保護者、地域住民、教職員、教育委員会で校区一斉点検を実施しました。さらには、11月に設置した「通学路における危険と思われる箇所連絡窓口」に寄せられた市民からの情報をもとに、現地の状況確認を行っております。これらにより、ブロック塀等で危険性が高い箇所は、約90箇所、家屋や瓦で危険性が高いところ約30箇所を把握しております。

 通学路における危険箇所への対応についてですが、速やかな安全確保を図るため、現地では、ロープやカラーコーンの設置により子どもたちに対して、注意喚起を図っております。さらには、危険箇所の手前から反対側の道路を通行させたり、通学経路の変更をしたりすることにより、登下校時の児童の安全確保に努めております。



 3問目の災害時のICT対策についてのご質問に答弁いたします。

 昨年の大阪府北部地震等における災害時の避難所運営が長期化しましたが、災害対策本部と避難所で従事する方面隊員との情報共有に課題がありました。具体的には、主な連絡手段が防災行政無線や電話による音声通話であったことから、同じ情報を複数個所に発信する場合には、非効率であったと認識しております。

 本年2月に実施した市全域大防災訓練では、災害対策本部からの情報について、スマートフォンアプリ、ライン(LINE)を使用して、避難所の方面隊へ伝達いたしました。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用することで、迅速かつ正確な対応が可能となりました。

 また、方面隊員に伝えた情報は、ホワイトボードに掲載するなどによって地域住民に周知することとしましたが、この取り組みにつきましては、避難所に避難してきた市民の皆様に協力していただくことで、より充実した訓練が実施できたものでございます。

 

 

<質問>2回目

まずは、河川の安全対策について、

適正に維持管理することはもちろん重要でありますが、やはり抜本的な河川改修事業の推進が重要と考えており、特に芥川のJR橋梁付近については、洪水時には市道が冠水するなど、その改修は長年の課題と認識しております。そこで、芥川のJR橋梁付近の改修はどのような状況になっているのかについてお聞かせ下さい。

 

民間ブロック塀への対応について、

 先の答弁でもありましたが保健給食課の方で認識されている通学路沿いにおけるブロック塀や瓦等含めた危険箇所はあわせて120箇所ほどあるとのことでした。ロープなどでの注意喚起や子供たちの通学経路の変更などの対応はしているとのご答弁でしたが、事前にお話しを伺って分かったことですが、危険箇所として把握されているブロック塀等の所有者に対して、直接的に改善を促すようなアプローチなどはされていないとのことでした。

 震災から一年が経過し、保健給食課の方で危険箇所としてすでに認識されているのであれば、ブロック塀の所有者に対して、せめて補助制度の案内だけでもポスティングするなど、なんらかのアプローチを早急にしておくべきかと考えますがいかがでしょうか?

 

災害時のICT対策について、

防災訓練において職員間でLINEを活用し、迅速かつ正確な対応ができたとのことでした。それに付随しての質問になりますが、職員(行政)と地域のボランティアさんとのコミュニケーションには利用できないのでしょうか。利用できないのであれば、利用できるよう検討すべきであると思いますが、いかがでしょうか?

 

 

<答弁>

 交通安全教育の取り組みに関する2問目の質問に、ご答弁申し上げます。

 本市の交通安全対策としましては、ハード整備に遅れることなく、着実にソフト施策を進めております。今後も同様の考え方により、通行空間の整備と合わせて、ハード・ソフトの両面から粘り強く取組を進めてまいります。

なお、交通安全対策を進めていくためには、自転車利用者はもとより、歩行者やクルマのドライバーを含めた、全ての道路利用者が正しく交通ルールを理解することが肝要と考えております。

このため、特に交通ルールを学ぶ機会が少なくなる大人や高齢者に対して、広く市民を対象とした講習会の開催や、現場での指導を強化することなどにより、交通安全教育の場がより多く確保されるよう努めてまいります。

さらに、自転車通行空間を走行するドライバーの意識向上を図るため、今後も運転者安全講習会など、あらゆる機会を捉え、ドライバーへの周知啓発を進めていくことで、交通ルールの浸透を図ってまいります。

 

 

<質問>3回目(要望)

河川の安全対策について

 JR橋梁の建替えには約138億円もの莫大な費用を要し実施がなかなか進まないと聞いております。しかしながら、芥川に架かるJR橋梁については老朽化も進んでおり、またここを通る市道についてはJR東海道本線を横断するために芥川の高水敷を活用し、JR橋梁下をくぐって通過するような構造になっているため、高さに制限があることや、大雨時に冠水することがしばしば発生している等、課題が山積している状況です。事業者であるJR 、河川管理者である大阪府、そして国と地元高槻市の連携を強化していただき、課題解決に向けた協議を推進していただきますようお願い致します。

 

民間ブロック塀ついて

 危険箇所として把握しているブロック塀等の所有者に対してお声かけなどをしていただけるとの答弁をいただきました。

 危険箇所に対するアプローチはまだされていないとのことでしたので、万が一、危険箇所で事故が起きてしまった際に、「危険箇所として認識していたのに高槻市はなにもしていなかった」となっては、昨年の事故と同じような過ちを繰り返してしまうことになるのではないかと危惧しておりましたので、まずはお声かけしていただけるということで安心しました。

 所有者それぞれの事情があるので慎重にアプローチしないといけないことや、審査指導課等との調整も必要であるといった組織の事情ついても事前に伺っておりますし、私もそれらについては一定理解しているつもりです。

 しかしながら、なにより一番に考えなければならないのは市民の安心安全を守ることです。課題対応について部署がまたがっているのであれば関係部署間で連携して情報の共有をおこなわなければなりません。

 高槻市の震災に対するイメージ改善をするためにも、早急に課題解決に向けた取り組みを進めていただきますようお願い致します。

 

災害時のICT対策ついて

 昨年の大阪北部地震、また東日本大震災西日本豪雨災害が発災した際に、災害ボランティアとして被災地でのボランティア活動に参加しましたが、やはり現場で特に課題に感じたのは行政と地域ボランティアの情報共有のあり方でした。

 情報発信がうまく出来ている避難所には物資やボランティアの人手があふれ、発信できていないところはそれらが足りていないといった状況です。私はとくに情報発信が出来ていない地域を探し、その地域で個人的に情報発信している方とつながり、ボランティア活動に参加してまいりましたのでその課題は顕著に表れていました。各避難所の情報をまとめる意味でも行政と地域内外のボランティアとが連絡をしっかり取り合うことができる仕組みづくりは非常に重要なことだと確信しております。

 熊本地震の際には、LINEをボランティアスタッフとの情報共有にも活用したという事例があると聞いておりますので、熊本地震におけるコミュニケーションツールの活用方策について、詳細に研究した上で、災害時のコミュニケーションツールのボランティアも含めた利用方策を検討していただければ幸いです。

 

 

 

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「歴史教育のあり方について」政治家を志した原点について初めての一般質問で述べました。【高槻市議会】【一般質問】2019/07/11

大阪維新の会の市來隼です。

はじめての一般質問をさせていただきます。

はじめに、

なぜ私が政治家を志したのか」

その原点についてお話しさせていただきます。

 

 私は高槻市の公立学校で小、中、高と過ごしてきました。大阪府の条例ができましたので今現在はないと聞き及んでおりますが、当時、私が小中高と過ごしてきた中で、式典での国歌斉唱の際に起立しない先生は、必ずいらっしゃいました。それは私の学生生活では当たり前の光景でした。

 

 ある時起立をしなかった先生に聞きました。「先生はなぜ立たないのですか」と。その先生は「思想の自由だ」と答えました。当時はその姿勢に自分の信念を貫くカッコいい先生という印象を受けたことを今でも覚えています。

 

 大学生になり地方から出てきた仲間が出来ました。その仲間たちとたまたま私が高槻で受けてきた教育の話をする機会があり、その時になってはじめて自分が受けてきた教育が他の地域と異なることに気がつきました。式典などで国旗掲揚式がなかったこともその時はじめて知りました。

 

「自分が受けてきた教育はなんだったのか」

これが私が政治家を志すきっかけとなった最初の原点です。

 

 20歳ではじめて選挙に関わるようになり、大学卒業後からは、議員秘書として高槻のまちを歩いてきました。議員秘書として地域を歩く中で、地元の方から"かつて”高槻市の教育現場で行われてきた「高槻方式」のお話しを聞く機会があり、大きな衝撃を受けました。「高槻方式」については、みなさんご存知のタレントであり、高槻の学校で教育を受けてこられた「つるの剛士」さんも某インターネット番組で触れられ話題になりました。

 

 私も、小学生のころから平和学習を受けてきましたので、戦争=恐ろしいもの=絶対にやってはいけないもの、という認識は強く持っていましたが、戦争がなぜ起きるのかについて深く考えることはありませんでした。むしろ恐ろしいことから避けるために戦争については考えてはいけないことのようにさえ思っていました。

 

 私は、歴史のある出来事があったか、なかったとか、思想的に右か、左か、といったような議論を今ここでするつもりはありません。平和学習についても否定しませんし、むしろどんどんやるべきだと考えておりますが、問題なのはその教育のあり方です。

 歴史教育で大切なことは、公平、公正でなければならないということです。ある一方の側面のみを教えるのではなく、また、今の価値観だけで当時のことを考えるのではなく、歴史をさまざまな面から考えることは、子どもたちだけでなく大人の我々にとっても大切なことと確信しております。

 

 縷々お話しをいたしまして長くなってしまいましたが、以上のことを踏まえまずは1項目の質問をさせていただきます。

 一般質問の題目については大きく4項目のテーマにわかれておりますので、順にお伺いさせていただきます。

 


<質問>1問目:平和教育について

1項目は、平和教育について、2点、お伺いいたします。

まず、1点目です。

教育現場において、歴史教育は事実に基づき、公平、公正でなければならないと考えております。二度と悲惨な戦争を繰り返さないために、現在の小中学校では、どのような平和学習を行なっているか、お聞かせください。

 

次に、2点目です。

 小中学校の授業の中で、平和学習を行なっていくうえでどのような点に留意しながら指導を行なっているのか、お聞かせください。

 

<答弁>1問目:平和教育について

 1点目の小中学校における平和学習についてですが、各学校では、学習指導要領に基づき、児童生徒の発達段階に応じて、各教科、道徳科、特別活動、総合的な学習の時間など学校教育活動全体を通じて行なっております。

 その一例を挙げますと、6年生の社会科では、「平和を願う日本人として世界の国々の人々とともに生きていくことが大切であることを自覚できるようにする」と学習指導要領に示されており、政治の働きや日本国憲法の考え方、多文化理解などについての学習に取り組んでおります。このような学習を通じて、将来にわたり、児童が平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質の育成に努めているところです。

 

 2点目の平和学習を行なっていく上での留意点についてですが、平和学習で取り上げ

る社会的事象については、児童生徒の考えが深まるように様々な見解を提示するよ

う配慮しております。例えば、多様な見解が出されるような事柄や未確定な事柄を取り上げる場合は、児童生徒がその事柄を多面的・多角的に考えたり、事実を客観的に捉え、公正に判断したりしやすいように留意し、指導を行なっております。

 

 

<質問>2問目:平和教育について(タチソについて)

 高槻市で教育を受けた人であれば誰でも聞いたことがあるかと思います、高槻地下倉庫「タチソ」についてです。

 今現在も社会の授業で使用されている副読本でも「タチソ」についての紹介があるということで、中身については事前に拝見させていただきました。副読本による紹介内容については特段問題のない説明ではありましたが、私が問題があるのではないかと考えているのは、タチソ前に設置されている銘板に記された説明文についてです。そこに書かれている内容が果たして史実に基づいているのか甚だ疑問に感じる内容となっています。先の2点目の答弁にもありましたが、平和学習を行なっていく上での留意点について、平和学習で取り上げる社会的事象については、児童生徒の考えが深まるように様々な見解を提示するよう配慮しており、多様な見解が出されるような事柄や未確定な事柄を取り上げる場合は、その事柄を多面的・多角的に考えたり、事実を客観的に捉え、公正に判断したりしやすいように留意し、指導を行なっております、とありましたが、タチソの銘板に記載されている内容についてはかなり乖離があるように感じております。

 

そこで2点、お伺いいたします。

①  タチソの銘板はどのような経緯で設置されたのでしょうか。

②  銘板の文言はどのような経緯で決定されたのでしょうか。

それぞれお聞かせください。

 

<質問>3問目:平和教育について(タチソについて)

 平和教育に関わる2問目の質問にご答弁をいたします。タチソの銘板を設置した経緯については、大阪府の戦後50周年記念事業の「戦争の傷あと事業」において、平成7年度に大阪府が制作や工事の主体となり、設置をされたものです。

また、銘板の文言作成にあたっては、高槻市史による資料提供などを行っております。

 

<質問>3問目:平和教育について(タチソについて)の要望

 銘板の設置にあたっては、戦後50周年事業として大阪府高槻市の共同での事業ということですので、事前に大阪府の担当窓口でもヒヤリングを行いました。「設置については共同で行なったが文言の提供については高槻市の方からだと思われる」とのことでしたが、大阪府の方でも設置までの経緯や文言に関する資料などは現存していないということでした。

 また、高槻市側においても銘板に掲載する文言作成にあたっては高槻市史による資料提供をしたとのご答弁でしたが、銘板に記載されている内容については、だれがどの史実をもとにして作成したのか、設置に至る経緯や根拠が分かるような資料は現存していないという状況でした。

 戦後50周年事業が実施された当時は村山談話が発表された年でもありますので、当時の時代背景を考えれば設置の経緯はなんとなく推測することはできますが、タチソを歴史的事実として後世に伝えていくということでしたら、いろいろな見解があるのはわかるのですが、事実は事実として公正公平に伝えるという点が大切だと考えております。  

 大阪府のピースおおさかや天理市において歴史的な確証が乏しいと判断したものについては展示のあり方についての見直しが行われております。タチソの銘板については、設置から20年以上経過しておりますが、設置されているということはその内容については高槻市の公式な見解と思われる可能性もあります。今一度そのあり方については議論をしていただきたいと要望し、平和教育についての質問を終わります。

 

 

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<籠池氏招致>維新へのネガキャン図るも大阪自民が安倍内閣を追撃して終了。

東はかけ、西はもり。蕎麦ではないよ・・・

 

 

東京では加計問題で前川氏が参考人招致されていましたが、

本日(7/10)の大阪府議会(=森友問題のための臨時議会)では、

大阪自民の要求により、森友問題・籠池氏の参考人招致が行われました。

 

 

森友学園の疑惑に関しては司法に判断を委ねられた以上、

「司法に委ねるしかない」とミヤネ屋でも言っていた通りで、

いくら今日の議会で争点のずれたやりとりを繰り返したところでなにも変わりません。

 

 

なんせ、

争点となる部分の違法性の判断は司法に委ねられたからです。

(そのため維新は、今回の籠池氏の参考人招致は反対していました。)

 

 

 

あくまで森友問題の争点は、橋下徹氏も言っていましたが、

・土地売却価格の妥当性(ゴミ廃棄費用約8億円の妥当性)
・政治家や官僚にカネが渡っていたかどうか

です。

 

 

 


ようするに今回の大阪自民の参考人招致要求の目的は、

維新府政へのネガティブキャンペーンでしかありません。

 

 

 

 

そして、案の定、

質疑の内容はさきほど述べた争点からずれたものしかなく、目新しい事実はありませんでした。 

 

 

 

それどころ、
維新へのネガキャン目的で大阪自民が籠池氏を大阪府議会に参考人招致したのにも関わらず、質問台に立った自民府議の今西かずき氏からは、

 

 

昭恵夫人から100万円を受け取ったのか?」

 

 

という国政自民党へのネガキャンに繋がりかねない質問が飛び出すありさま。

それを自民議員が言ったらあかんやろ!と心の中でつっこんでしまいました。

 

 

前打ち合わせをしていたわりにつめの甘い質疑で、

ブーメランどころか安倍内閣を真正面から追撃していました。

 


火を消したい国政自民に対して、火をつけようとする大阪自民。

 

 

そのことをツイートしたところ、 

 

そうでした...^^;

 

 

 

ただでさえ今朝の朝刊で内閣支持率が36%も低下したとの報道があったのに、さらに下落を招きかねない大阪自民議員の質疑に呆れてしまいました。

 

 

籠池氏が"トカゲの尻尾切りをされた"と発言していましたが、

それこそ国政自民党から大阪自民が"トカゲの尻尾切り"されないか心配になってしまいます。

 

 

そんなこんなで、

大阪自民と籠池氏の出来レース漫談のために開かれた今日の大阪府議会は幕引きとなりました。

 

 

毎日新聞もさっそく自民党の思惑を記事にしていました。参考までに。

headlines.yahoo.co.jp

気をつけて!高槻市で全裸の不審者と遭遇(平成29年7月2日発生)

昨晩、全裸で歩いている不審者を目撃しましたので110通報しました。

 

さすがに、全裸 にはびびりました。

 

 

遭遇した場所は、ここ。

高槻市川西町1丁目の芥川沿いの道路付近です。 

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犯人の特徴は以下の通りです。
・30代
・男性
・短髪
・身長170cmくらい
・筋肉質
・全裸、白Tシャツ?で股間部分だけを隠していた。
武井壮似(お巡りさんに犯人の特徴を芸能人に例えると?と聞かれたので...)

 

お巡りさんに不審者の特徴を伝えてる際に、特徴が自分に当てはまってるので犯人として疑われていないか少しそわそわしましたが、犯罪マップを見ると、高槻市で発生している事案として多いみたいです。(それでも僕はやってない。)

 

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先月に引き続き昨日で2回目、同じ場所で遭遇しています。

もしかしたら近くに住んでる人かもしれません。

 


不審者は特定できていませんので、近くを通られる方、お近くの方はお気をつけください。

 


目撃された方はすぐに110通報してくださいとのことでした。

 

 

大阪府高槻市の治安情報について>

www.gaccom.jp

忖度してる場合じゃない!島本町の選挙を控えて思うこと。

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きたる4/16(日)に島本町の町長・町議会選挙が行われます。

 

戦況についての詳細は改めて書くとして、

今回の島本の争点がどうのこうの言う前にまずは、

立候補予定者のみなさんは、

島本町の現状(事実)を踏まえて政策を訴えることが大事じゃないかなと思います。

 

選挙前になると立候補予定者はこぞって、

「あれやります」「これやります」と訴えます。

 

「あれやります」「これやります」の耳障りのいい気持ちい言葉を浴びせられると、

「うん!うん!」「そうだ!そうだ!」と感じてしまうのは人の性かとは思いますが、

やはり税金を納めて、その税金の使い道を決める貴重な1票をもつ有権者の皆様には、

「どうやるの?」

「どうやって実現するの?」という、

HowToをもって常に候補者の訴えに耳を傾け、候補者の配布物を眺めて欲しいなと選挙のたびに忖度してしまいます。

忖度の使い方まちがってるような...

 

 

まずは島本町の財政をふまえないと。

島本"町"に存在する"市民"派の議員や活動家の方々は、何故か島本町の歳出(支出)には一切触れずに「島本町は歳入が多いから財源は豊か!島本のことは島本でやりましょう!」と訴えてはります。

 

島本"町"に存在する"市民"派の議員や活動家の方々が訴えている内容をシンプルにまとめると、

旦那の給料が月給で50万円あって、月の支出(生活費や家や車のローン)が60万出てるけど給料はしっかり貰ってるから大丈夫!と言ってるような状況です。

しかも月給50万のうち20万は消費者金融の借り入れや貯金の切り崩しを当ててるような状態なんです。

さらにそれだけではなく、すでに1000万円近くの借金をしている状態です。

島本町は、事実178億円の借金をかかえています。

 

これっていわゆる、

「火の車」状態ですよね。

 

島本町単独では運営ができない状況にきていること、そのしわ寄せは島本町の住民に向いてしまうこと、だからこそ事実と方向性をしっかりと伝えないと、と思いますが、

この現状を知ってか知らずか、あまり現状を伝えていないように思います。

 

 

 

歳入はたしかに潤沢、しかし歳出構造に大きな問題が。

歳入=いわゆる町の収入。

歳出=いわゆる町の支出 。

 

島本"町"に存在する"市民"派の議員や活動家の方々が口を揃えて訴えているのは、

島本町にはサントリーの山崎工場(※京都ではなく実は島本町にある)や小野薬品などの大企業あったりするおかげで法人税などの税収が潤沢に入ってきていることを強調しています。

 

たしかにそれは事実です。

なので「島本町は歳入が多いから財源は豊かです!」と訴えています。

 

 

この度引退を表明されている某町議の幕引きチラシをみても、

「自主財源を稼ぐ財政力は大阪府自治体の中でも上位(43団体中14番目)であり、10町村の中では田尻町に次いで2番目です、ご安心下さい。」と書かれています。

 

 

下記のネットの情報にもたしかに14番目に島本町の名前があります。

area-info.jpn.org

2014年時点のデータなのでそもそも安心できませんが、財政力だけをみるとたしかに上位に入っています。

 

でも、

 

冒頭の例え話にあったように、

収入以上にお金を使っている。

という現状に目を向けないと話になりません。

 

 

歳出構造について、

島本町長立候補予定者の「田中てつや」さんにお話しを聞いてみました。

www.youtube.com

 

簡単に言うと、

し尿処理施設(※高槻市に委託が決定)、ゴミ焼却施設、消防署、等々といった行政機能を、

島本町単独で運営していることに大きな要因があります。

そのほかにも老朽化施設の建て替えや企業の撤退など様々な要因が重なっています。

また、島本町だけではありませんが少子高齢化というのもその一因です。

 

ゴミ焼却施設の老朽化問題

島本町の尺代にあるゴミ焼却施設も老朽化が進んでいて、対応年数の20年を過ぎ、27年目に突入し、毎年1億円のメンテナンス費をかけてぎりぎり運用を続けている状況。新規で同じものを建て替えるには50億円かかる試算がでており、島本町の年間予算の半分を当てなければならない状況で、そもそも建て替えは不可能な状態。ちなみに人口5万人以下の小規模自治体には建て替えの補助金は出ないことになっているため、全額島本町で負担しなければならない。

 

ゴミ焼却施設の老朽化問題について、

島本町議会議員の関重勝さんにお話しを聞いてみました。

www.youtube.com

 

 

 まずは島本町の現状を包み隠さず伝える。

大阪維新の会主催のタウンミーティングでは、

下記のスライドを使用して島本町の現状についてお話しをしております。

 

プレゼンの中に島本町がまとめた町財政の中期見通しがありますが、

そもそも、そこに書かれている数字が読めないと話になりません。

f:id:iiihayato:20170328144724j:plain

 

ちょっとわかりにくいので、グラフにもまとめています。

f:id:iiihayato:20170328144827j:plain

H27年の決算をみると一見黒字にみえますが、実は積立金(いわゆる町の貯金)を切り崩して補填している状況です。

 

 

島本町の積立金残高もグラフにしてみました。

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どうみてもまずい気がします...。

 

 

ちなみに冒頭でも書きましたが、

島本町にはすでに178億円の借金があります。

さらにH29年度には5億円の借金を追加する予算が計上されています。

はっきり言って、この借金の責任は行政も政治家も誰もとりません。

しかも、この責任は働く世代や子供たちにツケとなってまわってきます。

ほんとここが政治のずるいところだなと思いますが、

 残念ながらそんな政治を選んできた有権者にも責任があります。

 

しかし、

この現状を変えることができるのもまた政治家にしかできません。

 

政治家はあくまで住民の代弁者です。

そしてその政治家を選ぶのは有権者です。

 

有権者に未来を決める責任があるということなのです。

 

 

島本の未来を決めるのは政治家ではなく、住民。

f:id:iiihayato:20170328154135j:plain

スライドの中にもありますが、

現状をしっかりとお伝えするのも政治家としての責務ですが、方向性を示すことも政治家の責務かと思います。イデオロギーに惑わされず現実的な判断をすることが大切ではないかと思います。

 

 

 

タウンミーティングを開催しています。

大阪維新の会では、島本町の各地でタウンミーティングを開催しています。
島本町の現状についてわかりやすくお伝えするとともに、地域の皆様との積極的な意見交換を行なっております。ぜひともお気軽にご参加ください。

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日時:4月1日(土) pm2:00〜3:30
登壇予定者:
衆議院議員 松浪ケンタ
大阪府議会議員 池下卓
島本町議会議員 関重勝
 
※予約は不要です。お気軽にお越しください。
 
2月25日(土)13時~ふれあいセンター第1学習室
3月4日(土)13時~青葉会自治会集会所
3月12日(日)16時~東大寺自治会集会所
3月18日(土)13時~高浜公会堂
3月26日(日)16時~ふれあいセンター第1学習室

 
島本町の現状については、いけたくチャンネルにて解説しております。

www.youtube.com

 

後述:「忖度」の意味については、どなたか詳しく教えてください...。

【勝手に選挙総括】血で血を洗う戦いとなった茨木市議選。

血で血を洗う戦いとなった茨木市議選。

 

今回の茨木市議選に維新は9名の候補者を擁立し、当選5名/落選4名という結果になりました。

 

 

結果だけを見ると維新の支持が下がったように見えますが、 

投票結果を見てみると、
前回H25年の市議選から投票率が41%→39%と約2%(※約4000人が選挙に行っていない)下がっているのにも関わらず、政党別の得票数を見ると維新は約10%増の1800票が上乗せされダントツで維新票が増えています。
ちなみに共産・市民派系は1%の微増。
自・公・民は約2%のやや微減。

 

茨木市全体でみると一番ご支持をいただいた政党は「維新」だということになりますが、

当落の個別結果をみると、維新の候補者の中でも、候補者ごとに投票コードが精査されたようにみえます。

維新だから誰でも、ではなく、誰に入れるかがはっきりしたのではないかと思います。

 

 

候補者にとっては厳しい戦いになりますが、

参議院選挙同様に強気の候補者擁立はリスクも非常に高くなる分、とても意義があることだと思います。

 

(今回の茨木市議選は元々維新8名→9名立候補なので決して無謀な数ではない)

 

 

市議選の場合はとくに、同じ政党でもライバル同士になるため良い意味で競争原理が働くからです。

維新だからではなく、誰に入れるかをしっかりと判断することが大切かと思います。

票割れをびびって、立候補者を出さないというのも、現職にとってはいいけど、町全体のことを考えると新陳代謝が起きないので良いことだとは思いません。

 

 

お隣の選挙戦だけあって高槻市島本町も他人事ではなく、
勝った負けたの結果だけではなく、有権者の判断を冷静に受け止めないといけません。

 

 

【党派別の総得票数】
維新:19962.577 (+10%)
自民:18968.999 (-2%)
公明:16827.6 (-2%)
民主:9503 (-2%)
共産:9460 (+1%)
市民:7943 (+1%)
諸派:2444
※( )内はH25年市議選からの増減率。

ついにOPEN!話題の人工サーフィン施設「神戸レイーズ」に行ってきました。

2016年7月27日。

国内初となる人口サーフィン施設「kobe-reyes-(神戸レイーズ)」がについにオープンしました。

 

ネットで見ていた完成イメージ▼

 

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めちゃくちゃいけてるやん!!!

 

関西のサーフスポットは、北は丹後、東は伊勢、南は磯ノ浦で、西は四国と、

自分の住んでいる大阪からはどこのサーフスポットに行くにも片道で最低2~3時間はかかります。

海に行く前には必ず波情報はチェックするのですが、いざ現地に行ったら波がない!!

なんてことはよくあります。。

そんな中、去年ぐらいから話題になっていたのが、

「神戸レイーズ」です。

場所は、Kobe天空リゾート みのたにグリーンスポーツホテルの敷地内。

 

「あれ、えらい山奥やん。」と思ったものの、

 

家から片道1時間でいけるので、

波がない日でもサーフィンができるじゃないか!!

とオープンを楽しみにしていました。

 

 

AM0:30 朗報は突然に。

実はこの日、友人とサーフィンのために大阪から伊勢方面に向かっていました。

しかし、波情報ではセットヒザのいまひとつの予報で、片道3時間かけて行くにはちょっときついなーと話をしていましたが、せっかくの休みやし行こう!とわずかな期待を胸に、京滋バイパスを東に走っていました。

 

友人:「神戸レイーズ、今日オープンやって!!」 

自分:「え!まじで!?」

 

神戸レイーズが今日オープンするという情報を、助手席でネットサーフィンをしていた友人がたまたま見つけたのだ。

 

友人:「こっちの方がええんちゃう!?」

自分:「せやな!そっち行こう!!」

 

 ということで、すぐさま高速を降りて、伊勢とは反対方向の高速に乗り、神戸を目指すことに。

 

友人:「でも...なぜかフルスーツ着用せなあかんみたいやわ。」

自分:「え!、、、こんな暑いのに!?」

友人:「しかもウェットブーツもはかなあかんみたいやし...」

友人:「めんどくさ!...」

 

 実は、オープンを楽しみにしていたものの詳しい情報は知らなかった。

 ということで、必要な荷物を取りに一旦自宅に帰った。

神戸レイーズのオープン初日の営業時間はAM10:00とのこと。

ネット情報では、朝一の1セッションは、中級者向けの波が出るということを見ていたので朝一番に行こう!ということになり、自宅で一旦眠りについた。

 

 

AM9:30 みのたにグリーンスポーツホテルに到着。

f:id:iiihayato:20160728204824j:plain阪神高速箕谷IC」から約5分、ナビ通り進むとホテルの看板が見えてきた。

道中、神戸レイーズの看板は見当たらなかったので、本当にこんな山の中にあるのかな?と若干不安になりながら走ってきました。

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途中の分岐路に、「神戸KINGS」ののぼりが右側にたくさんついていたので、多分右側にあるのだろうとノボリのある方向に右折。

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 駐車場に到着。これまた、神戸レイーズの看板はどこにも見当たらないので、

神戸KINGSのノボリがある方向へ、、

ほんまにここにあるんかな!?という場所をてくてく。

 

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「・・・・」

 

 

 

 

 

「・・・・あれ? 」

 

 

 

 

 

 

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「・・・・んッ!?」  

 

 

 

「ちょっとイメージしてたんとちゃう...」 

 

 

受付スタッフによると、人口波発生装置の電力が20%程度しか出力できず、セットでスネ〜ヒザしかできませんとのことでした。

 

 

 

入ろうか迷いましたが、せっかく来たので勇気を出して入水しみました。

(※友人は入水しませんでした。)


日本初!人口サーフィン施設「神戸レイーズ」に行ってみた。

 

「うん、今後に期待!!」

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次の日にまさかの朝日新聞一面に掲載されてました。

「海じゃないけどノリノリ」

 

 

【追記】あれから時を経て、幾度となくリニューアルをしていたみたいです。

www.kobe-reyes.com

 

 やはり人口波を起こすのは相当な設備がいるんだと改めて思いました。安定的なオープン?に向けて何度も挑戦されているんだなと思うと、神戸レイーズの今後に期待が膨らみます。

 

 

テキサスのNランドみたいな施設になってほしいな・・・


Testing Nland, Austin, Texas