<籠池氏招致>維新へのネガキャン図るも大阪自民が安倍内閣を追撃して終了。
東はかけ、西はもり。蕎麦ではないよ・・・
東京では加計問題で前川氏が参考人招致されていましたが、
本日(7/10)の大阪府議会(=森友問題のための臨時議会)では、
大阪自民の要求により、森友問題・籠池氏の参考人招致が行われました。
森友学園の疑惑に関しては司法に判断を委ねられた以上、
「司法に委ねるしかない」とミヤネ屋でも言っていた通りで、
いくら今日の議会で争点のずれたやりとりを繰り返したところでなにも変わりません。
なんせ、
争点となる部分の違法性の判断は司法に委ねられたからです。
(そのため維新は、今回の籠池氏の参考人招致は反対していました。)
あくまで森友問題の争点は、橋下徹氏も言っていましたが、
・土地売却価格の妥当性(ゴミ廃棄費用約8億円の妥当性)
・政治家や官僚にカネが渡っていたかどうか
です。
ようするに今回の大阪自民の参考人招致要求の目的は、
維新府政へのネガティブキャンペーンでしかありません。
そして、案の定、
質疑の内容はさきほど述べた争点からずれたものしかなく、目新しい事実はありませんでした。
それどころ、
維新へのネガキャン目的で大阪自民が籠池氏を大阪府議会に参考人招致したのにも関わらず、質問台に立った自民府議の今西かずき氏からは、
「昭恵夫人から100万円を受け取ったのか?」
という国政自民党へのネガキャンに繋がりかねない質問が飛び出すありさま。
それを自民議員が言ったらあかんやろ!と心の中でつっこんでしまいました。
前打ち合わせをしていたわりにつめの甘い質疑で、
ブーメランどころか安倍内閣を真正面から追撃していました。
火を消したい国政自民に対して、火をつけようとする大阪自民。
そのことをツイートしたところ、
— 一休み (@tarou_susa) 2017年7月10日
そうでした...^^;
ただでさえ今朝の朝刊で内閣支持率が36%も低下したとの報道があったのに、さらに下落を招きかねない大阪自民議員の質疑に呆れてしまいました。
籠池氏が"トカゲの尻尾切りをされた"と発言していましたが、
それこそ国政自民党から大阪自民が"トカゲの尻尾切り"されないか心配になってしまいます。
そんなこんなで、
大阪自民と籠池氏の出来レース漫談のために開かれた今日の大阪府議会は幕引きとなりました。