パシリテーターBlog

高槻市議会議員 市来ハヤトが世の中の気になることを徒然なるままに綴ります。

高槻市の小学校で起きた児童死亡事故について【一般質問】

昨日で高槻市議会6月定例会が閉会しました。

今議会の一般質問では「本市小学校で発生した体育運動中における児童死亡事故」について質問をいたしました。


マスク着用による運動リスクを考慮し、昨年5月に全国の自治体に対して国からマスク着用のルールに係る通知が出されました。国からの通知を受け、本市の学校生活ガイドライン(昨年9月改訂)には、「体育運動中のマスク着用を必要としない」としつつ、着用を希望する場合には「呼気の激しくなる運動を避ける」と記載されました。


事故当時、学校では体育の授業中で体つくり運動として5分間走(=ペース走)をさせていました。当該児童はこの5分間走中に体調不良を起し、搬送先の病院で死亡が確認されました。


ご遺族から提供いただいた事故報告書によると、当該児童はマスクを着用して5分間走をしていた可能性があり、記者会見でマスク着用を不明とした理由と5分間走を呼気の激しくならない運動とした高槻市教育委員会の見解を改めて伺いました。


同事故報告書には「マスク着用の指示について」の項目に、当日の指導内容や当該児童がマスク着用をしていたと推測できる記載があるのですが、議員に報告された資料には該当箇所が省略された内容で報告がされていたため(資料を比較しないと分からない)、あわせて教育委員会の見解を伺いました。


一般質問で、

「5分間走は呼気の激しくなる運動ではないのか?」と改めて見解を伺ったところ、教育委員会からは「5分完走は呼気の激しくならない運動」だと答弁されました。


答弁に対し、「マスク着用を希望する児童には今後も5分間走をさせるのか?呼気が激しくなる運動かどうかの検証はしないのか?」と伺いましたが、答弁はありませんでした。


「マスク着用が死亡事故を引き起こした可能性を完全に否定できないのであれば、一因があったとして再発防止を考えるべきではないか?」とも質問しましたが、答弁はありませんでした。


また、学校で死亡事故等の重大事故が発生した場合は第三者委員会による“詳細調査“を実施をするよう国から通知が出されていることから「詳細調査は実施をしないのか?」と質問したところ「状況を踏まえて適切に“判断します”」との答弁で、「実施する」との答弁は得られませんでした。


他にも運動負荷の検証方法(メッツ)の提案等の質問をしましたが、「検証する」と言った趣旨の答弁は得られませんでした。コロナ禍で教育委員会も難しい運営が強いられていることは理解していますが、学校現場で痛ましい死亡事故が起きてしまった以上は、真相解明と再発防止に真摯に取り組まなければなりません。


「同じ事故が繰り返されないよう全国に啓発してほしい」とご遺族は教育委員会に要望されておりましたが、原因が不明なため情報発信は困難とし、要望に応じなかったとのことでした。不満を感じたご遺族は、事故後から「 #拡散希望 」とTwitterで発信されておられました。


ご遺族の意向を最大限に汲み取りつつ、真相究明と再発防止に努めなければなりません。詳細調査が実施されるよう高槻市には対応を求めていきます。


f:id:iiihayato:20210626110612j:plain


皆様からもご意見等ありましたらコメント、DMでお寄せください。


#高槻市

#高槻市議会

#大阪維新の会

#日本維新の会

#詳細調査の実施を求める

#再発防止